PMSというものをご存知でしょうか?
月経前症候群とも呼ばれるもので、女性特有の症状です。
主に生理の前に現れる症状で、このPMSで苦しんでいる女性は多いのではないでしょうか?
多少のPMSなら見過ごすところですが、酷い症状が現れた場合、クリニックにかかる必要があります。
一人で我慢しないで、クリニックに相談に行きましょう。
PMSは何故起こる?
そもそもPMSは何故起こるのでしょうか?
排卵が終わり、生理が始まるまでの2週間、プロゲステロンという女性ホルモンが増加して、PMS症状が起きると言われています。
プロゲステロンは体温をあげたり、むくみ、皮脂分泌や骨盤内に血液をためたりする働きがありますから、お腹が痛くなったり、腰がだるい、という症状が起こります。
PMSの主な症状として考えられるもの
PMSの体に現れる主な症状としては、腹痛、お腹の張りを感じたり、腰痛が酷くなったりします。
そして、肌荒れやニキビ、吹き出物が出来たりもします。
特に腹痛に関しては感じる人が多く、酷い場合は失神してしまうほど痛いと感じる人も多いようです。
そのためPMSで寝込んでしまう人も多いのです。
またメンタル面でもPMS症状は現れ、脳内物質のセロトニンの分泌が減ることにより、情緒不安定になることが多く、イライラしたり、短気になる、落ち込みやすく涙もろくなったり、感情をコントロール出来なくなります。
マイナス思考に陥ったり、憂鬱傾向にあったりします。
PMSの症状と一言で言っても、多岐にわたりますから、個人差がありますので、自分がどれに当てはまっているのかも分からない人もいます。
アンケートでは女性の8割近くが何らかのPMS症状に見舞われていることが分かっています。
中でも、イライラするという返答が多くみられます。
生理前に極端に食欲が増したり、疲労感が増して来たら、もしかするとPMS症状が出る可能性がありますから、自分の日頃の行動もチェックしておきましょう。